呉越春秋巻十
原文 生男二貺之以壺酒一犬。生女二賜以壺酒一豚。生子三人孤以乳母。生子二人孤與一養。
後半の「生子三人」「生子二人」は、単に「子供三人を産む」「子供二人を生む」とも読めますが、「三つ子を産む」「双子を産む」とする解釈もあります。
確かに直前に「男子を産むと~、女子を産むと~」とあるので、「男子・女子」とは別レイヤーの話をしているとも考えられ、一人の子ではなく双子、三つ子を表しているとも考えられます。
一方で、男女問わず子供を三人、あるいは二人産んだ場合は、上述の男女別の特典以外にさらに別の特典が受けられるとも解釈できます。
また、「養」は句踐が一人分の養育(費)を与えてくれるという意味にもとれます。
一方で「養」には炊事係という意味もあり、三人の場合に乳母を与えるのに対し、二人の場合は炊事係を与える、もしくは食事をさせると読むことも可能かと思います。
もしかしたら別系統の記述を持ってきて一つにまとめた結果、こういう記述になってるのかもしれません。
ここでは「子供二人、三人」「炊事係を与える」と訳しておきました。