九話前半を更新しました

九話前半更新しました。

(元)大将軍孫武

本作ではもう隠居して町の外れに一人でひっそりと住んでいるという設定になっています。今は穏やかな初老のおじさまですが若い頃は怒らせるとめっちゃ怖かったらしいです。

孫武(元)大将軍には老眼鏡をかけさせたくて仕方ないのですが、さすがにこの時代に老眼鏡はないので残念でたまりません。

 

臨淄の思い出


范さんの回想シーン

臨淄というのは斉の都です。
真四角ではなく大城と小城が合体したような変則的な形状をしていたと言われています。
当時はかなり大きな都市でした。

本作の西施は臨淄の妓楼出身の少女という設定です。
ちなみに中国初の公娼制度を作ったのは管仲だったとかいう説もあるようです。

 

『やたらと背が高い」について。

中国は広いので、実際はいろんな民族系統があって、一般的に北の人の方が南の人より背が高い傾向にあります。
そして、(ソースはちょっと分からないのですが)「山東大漢」という言葉もあり、山東の人はなんかデカい、というイメージがあったようです。

斉というのは山東に位置した国です。
春秋時代の斉の人と、その後の山東地域の人が完全に同系統だったとは言い切れないですが、まあ、デカいやつらの国です。
有名どころでは孔子(2m)です。
ただ古代の中国では偉い人はデカいと伝える傾向があるように思うので(楚出身の伍子胥も2m)、実際にそこまでデカかったかどうかはわかりません。
ただ、傾向としてデカい奴らが多いというのはあったんじゃないかと思われます。

作中にはまだ出てきませんが、フーちゃんのママンは斉出身という設定がありますので、フーちゃんもデカいです。

いっぽう、范さんは楚人、こーせん様は越人でいずれも南方の人なのであんまり背が高くない。
越も楚も、中原とは異なる独自の文化も持っていたと言われています。異民族です。

実際は身長もかなり個人差があっただろうし、政権の中心にあるような人々は異民族度(?)もかなり薄れていたかもしれないですが、本作ではけっこうそのあたりは誇張して描いています。

 

九話後半は10月前半には公開したいと思っています。
どうぞよろしくお願いします。