【越絶書】百歲一賢~
越絶書巻十五
原文 百歲一賢猶為比肩記陳厥說略其有人以去為姓得衣乃成厥名有米覆之以庚
訳 百年に一人の賢人が、なお並び立っていた。そのことを記述するのに、要となる人がいた。姓は「去」に「衣」を合わせて「袁」であった。その名は「米」を「庚」でおおって「康」であった。
むりやり日本語らしきものにしてみましたが、かなり苦しいです。
「百歲一賢猶為比肩」は、百年に一人の賢人が出て、それが肩を並べている?
次の「記陳厥說、略其有人」はそれを記した人がいる…ということなのでしょうが、「略」をどう解釈すればいいのか、わかりませんでした。とりあえず「要」とか訳してみましたが、なんか違う気がします。
「以去為姓得衣乃成厥名有米覆之以庚」ここは、姓が「去」と「衣」の文字を合体させて「袁」、名前が「米」と「庚」の文字を合体させて「康」、上記の、これらの記録を書いた人というのが越絶書の作者とされる「袁康」であった、ということを言ってるのだと思います。