本編漫画
句踐と共に越の都・会稽に着いた范蠡。句踐の父である越王允常に謁見する。
しかし句踐と允常の対立は思いのほか深刻な様子だった
(四話後半は2025年7月14日ごろ公開予定です)
越に来てしばらく経った頃の范蠡。
召使いの李尚が買ってきた魚を見て、少年時代の経験を思い出す。
(第三話は同人誌版のみの収録です。サイトではサンプルをお読みいただけます。番外編的な位置づけなので、三話を読まなくても本編はお楽しみいただけます)
范蠡が出会った少年は越の太子句踐であった。
句踐と共に越の都・会稽に向かう范蠡。父王允常(いんじょう)の政策を平然と批判する句踐に、范蠡は「なぜ王であり父である存在に背いてまで自分の意思を押し通せるのか」と尋ねた。それに対する句踐の回答は…
紀元前494年 越王句踐(こうせん)は呉王夫差(ふさ)の猛攻を受け会稽山に逃れた。動揺を隠せない句踐に臣下の范蠡(はんれい)は「負けることはない」と告げる。
その二年前、故郷の楚を出て他国での士官を目指していた范蠡は呉越の国境近くで文身を入れた少年に会う。
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