第一話を公開しました

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第一話を公開しました

3月20日に「霸王の輔 呉越春秋異聞」第一話を公開しました。

当初の予定ではもっと早く、2月には公開するつもりでした。仕事の原稿ではないので、合間にイラストや小ネタ漫画などを投稿しつつ、気楽に描いていこうと思っていたのですが、なかなか予定通りにはいきませんね。
2月初めにインコさんのことがあって、しばらくしょんぼりしていたのが一番の原因ではあるのですが、目の前に描くべき原稿があるということで、意外と早く立ち直れたかもしれません。

これまで描いてきた旧作を中断して、新しくリメイク版を作ることにした経緯は以前の記事にも書かせていただきました。今までの作品を追って下さった読者の方には大変申し訳ないのですが、今後は新作をがんばって描いていきますので、どうぞよろしくお願いします。

 

作品の方向性自体は旧作から変わらず「親の支配からの脱却」が重要なテーマの一つとなっています。
旧作を描いていた当時は私自身もまだその問題について整理がついていませんでした。

いま、改めて物語を構成しなおし、初回は旧作とはかなり違った展開となりました。
范さんの置かれている状況はあえて単純化し、「長年身近な人に否定され続けたせいで極端に自己評価が低い」という彼のキャラクターを以前よりは端的に、わかりやすく表現できたのではないか…できてたらいいな…と思っています。

他者からの否定といっても、彼の場合は罵倒されたり暴力を振るわれたりといった、わかりやすい否定をされてきたわけではなく、外部から見ればむしろ恵まれているほうかもしれません。
ただ、幼少期から「どんなにがんばっても決して認めてもらえずもっと上を目指せと言われ続ける」という環境に置かれ、結果的に「現状の自分を常に否定される」という状況が長年続き、それが彼の人格形成に暗い影を落としています。
いい年をして精神的に自立できずぐだぐだしてる割に頭は切れるという設定ですので、主人公のくせにけっこう陰湿でやなヤツです。こんな主人公ですが徐々に変わっていくはずですのでどうぞよろしくお願いします。

范さんの抱えている悩みは、共感してもらえる方とそうでない方とに分かれてかれてしまうとは思いますが、もし刺さる方がいれば一緒に彼の成長を追っていってくださると嬉しいです。

 

 

今回は初めて自作3Dを使用した原稿となりました。
CLIP STUDIO ASSETSに公開している戦車や戈のほか、車蓋付きの馬車・剣・燭台・ローテーブルなどを使用してます。あと、句踐様のいる天幕もアタリ用の骨組みだけ作ってそれに合わせて作画しました。

Blenderで3D制作を本格的に始めたのは今年に入ってからですが、作画補助ツールとしてはかなり強力なものだと感じています。

ASSETSで公開せずに自分だけで使う分には多少いい加減なモデルでもいいので、シーンに合わせて自分で作れるようになったのは大きいです。まだまだ初心者なのでたいしたものは作れませんが、Blenderは始めて良かったなと感じています。

 

 

漫画の掲載にあたって、
「なんかいい感じのマンガビューア~slick-custom~」

というビューアを利用させていただきました。
これ、設置がものすごく簡単でした。ありがとうございます!
私の環境のせいかもしれないですが、スマホ表示だと最後の「もう一度見る」ボタンが効いたり効かなかったりするようです…漫画の閲覧そのものには問題ないですが、原因がわかったら対処させていただきます。

 

web掲載版と同人誌版について

今回webにアップした漫画はGlaze(画像保護)を強めにかけ、さらに全面にウォーターマークを重ねています。
元画像はグレースケールで書き出したのですが、Glazeをかけるとちょっとピンク色っぽいもやもやが出るみたいです。また、流血シーンなどはweb版用に少し控えめな表現に変更しています。

いずれ同人誌に再録する予定ですが、その際はweb版向けの修正がないものになります。
有料頒布となる同人誌版と差別化するため、web版はあえて低画質にしています。ご了承ください。

 

今後の予定

6月のコミティア152に申し込んでいます。
ただ、募集4500に対し申し込みサークルは約6200で、抽選になるそうです。
おそらく募集数よりは多めに詰め込んでもらえるとは思いますが、今のところはどうなるかわからず、当落待ちの状況です。
結果がわかり次第、またお知らせしたいと思います。

 

第二話の公開は4月を予定しています。
どうぞよろしくお願いします。

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