【呉越春秋】内有爭臣之震

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呉越春秋巻第八 句踐帰国外伝

大夫浩の発言

外有侵境之敵、内有爭臣之震、其可攻也

「争臣」には「君主を諌める臣下」(=諍臣)という意味があります。また、「震」には「怒り」という意味があります。

そこで、ここは「内には諫臣の怒りがあり」と訳しました。

 

しかし「争臣」を「臣下が争っている」、「震」を「威」と解釈し、

「内に臣下の争いという脅威があり」のようにも読めそうです。

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