後房鼓震篋篋有鍜工

『呉越春秋』夫差の夢についての記述です。

原文「後房鼓震篋篋有鍜工」

訳せなかったので、こんな妙な訳になっています

「後ろの部屋には鼓が鳴り響き狭く長く鍜工があり」

注釈書などを見ますと「鼓震」を「鼓橐」の誤りではないかとしていて、鼓震だと「つづみがなりひびく」ですが、鼓橐だと「ふいごをあふる。火勢を盛んにする」(大漢和辞典)になります。

また「篋篋」については音声を表しているという解釈がありますが、大漢和辞典ですと「狭く長いようす」となっています。

「鍜工」については「鍛工」としている訳本もありますが、自分の持っているテキストでは「鍛」ではなく「鍜」なので、これもちょっと意味がわからない。

この夫差の夢についての言及はこの先にも数カ所出てきますので、先を読んで文脈から何かわかるようでしたら修正したいと思います。